Interview 会員インタビュー

中野 史朗 副会長 「必要な情報が必要な人に届く情報発信基地を目指す」

立川と中野さんの関わりについて

前回の中川副会長に続き、立川観光コンベンション協会の運営を支える4人の副会長の1人、中野さんに話を聞いた。
曾祖父の中野喜介さんは、戦前からタクシー会社など経営し、立川商工会議所や立川商店街連合会の初代会長を務めた。
2012(平成24)年、中野さんは旅行会社の立川観光産業や不動産会社含め3社を、父より受け継ぎ、経営を担っている。

社長就任後、柳通り商店会では理事を歴任。
北口大通り商店会、あけぼの商店街振興組合と共同で、「立川バル街」や「立川あにきゃん」など、街の賑わい創出に積極的に取り組んできた。
代々、商業の街・立川で様々な事業を展開してきた家業を受け継ぐ中、常に心にあるのは、「立川を選ばれる街に」という強い想いだ。

立川での思い出や、これからの立川への期待は?

市の計画では数年前に立川の人口はピークに達し、今後は減少していくことが予想されたが、現在は流入人口が増加し、人口も増加傾向にあるのだという。
前身の立川観光協会時代から、立川の観光に携わってきた中野さんは、「立川の、目覚ましい街の発展と変貌と共に育ってきた。今後、より選ばれる街になっていくためにも、街のソフト面が重要視される」と話す。

国営昭和記念公園や大型商業施設、各団体の最新ニュースなど、立川は市内外から人を呼び込むための施策や情報発信を、それぞれが工夫を凝らし積極的に行っている。
「ソフト面で様々な取り組みを行っていく上でも、何より大切なのがヒトやコトの情報。そしてその情報を、必要な人が必要なときにきちんと届けられる情報発信が要となる」と中野さん。

「そんなヒトとコトの集まるプラットフォームとなっている立川観光コンベンション協会が、みんなの情報のハブとなり、立川の情報発信基地としての役割を担うこと。そこに注力していきたい」と今後の抱負を語ってくれた。

(取材:高木 誠)

中野 史朗 副会長 「必要な情報が必要な人に届く情報発信基地を目指す」
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