Interview 会員インタビュー

多摩信用金庫 高野 善弘 常勤理事 「根っからの“立川っ子”が語る『多摩・立川の大きな可能性』」

立川と高野さんの関わりについて

1933年12月26日、前身の有限責任立川信用組合として設立した多摩信用金庫。
昨年90周年を迎え現在、預金量は3兆2千億円を超え、全国の信用金庫の中でも4番目となる規模まで成長した。

「地域の皆さまたちの手で立ち上がった金庫。地域の皆さまのために事業を行うのが本業」と、同金庫常勤理事の高野さんは力強く話す。
入庫以来30年間、常に最前線でお客さまに関わる業務に携わってきた。
全国の都道府県1県と比べても、420万と上位の人口数を持つ多摩地域。
各地の事業者や市民と様々な取り組みに尽力する中、「こんなポテンシャルが高いエリアは全国でも稀だと常々感じる。自然も豊かで23区部も近い。多様な可能性を秘め、商業、工業、観光と、事業分野に偏りがないのが多摩の魅力」と語る。

(取材:高木 誠)

立川での思い出や、これからの立川への期待は?

そんな高野さんは、立川生まれ、立川育ち、そして現在も立川在住という、根っから“立川っ子”。
立川に駅ビルが出来た幼少期、その店内の煌びやかさに、友人たちと心が躍ったことを、今も鮮明に覚えているという。

「長年、市民としても暮らし、大きく変化し続けてきた街を見てきた。ビジネス街が広がり、商業は一層盛んに。周囲の地域からも、人が集まってくる街になってきた。立川がどうしていくかで、多摩地域の今後に影響を与えるそのような地域であると思う。」と、これからの立川を俯瞰する。
生まれ育った立川で、理事に着任した今、「誰もが望んでできる仕事ではない」とやりがいに目を輝かせる高野さん。
立川の観光施策においてはハード面と合わせ、スポーツや文化振興、事業者、市民の連携など、双方のバランスを重視する。

「立川観光コンベンション協会で、そうした人たちの助け、また街の一助となるよう、微力ながら尽力していきたい」と話していた。

多摩信用金庫 高野 善弘 常勤理事 「根っからの“立川っ子”が語る『多摩・立川の大きな可能性』」
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