五美大版画教員展 版の実験場~プリントアートの現在地~
伝統的な木版・銅版画からデザイン領域であるイラストレーションや絵本、デジタルアートなどの先端表現まで―「版画」は幅広くジャンルを横断しながら、その概念を拡張させ続けています。その源泉にあるのが「版の実験場」ともいえる美術大学の版画研究室。そこでは、着実な研究と技術革新による清新な発想をもとに、日々新たな表現が生み出されています。
本展でとりあげる14名は、美術界の第一線で活躍する現代作家であり、東京五美術大学で次世代の表現者を育成する教育者です。その表現形態も、木版画、リトグラフ、銅版画、シルクスクリーン、写真、イラストレーション、立体、インスタレーションなど多岐にわたります。それぞれがそれぞれの“実験場”に立ち、自己の版表現をさぐり求めた帰結といえるでしょう。
多様な表現が氾濫する現代において、「版」という行為の持つ無限の可能性を模索し続ける作家たち。本展では会期を3期に分け、個展形式で各作家を紹介し、版表現のもつ創造性をご覧いただきます。
Outline概要
開催日 | 2023年10月7日(土)~12月24日(日) |
---|---|
時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
価格 | 一般 500円 高校生・大学生 300円 |
公式サイトURL | たましん地域文化財団 美術 |
会場 | たましん美術館 |
お問い合わせ | Tel 042‐526‐7788 |