大國魂神社宝物展
現在の東京都と埼玉県のほぼ全域、そして神奈川県の一部は、かつて武蔵国と呼ばれる大国でした。この武蔵国の守り神である大國魂大神を祀るため、1990年以上前に創建されたと伝えられるのが、府中市の中心部に鎮座する大國魂神社です。
平安時代に入ると、同社は武蔵国の諸神を一か所に合祀する武蔵総社となり、また鎌倉時代以降は、六つの有力神社の祭神を合祀することから六所宮の名で呼ばれることとなります。武蔵国を鎮守する神社として篤く崇拝され、徳川家康が社領五百石を寄進したことでも知られます。家康以降も徳川幕府の庇護下で二度にわたる社殿の大造営が行われました。
本展は、大國魂神社が所蔵する宝物を社外で一堂に並べる稀有な機会となります。また関連する文書資料などを併せて展示し、同社が信仰の面からはもちろん、経済や文化の面からも武蔵国の中心となっていたことをご紹介します。
Outline概要
開催日 | 前期:2023年7月8日(土)~ 8月13日(日) 後期:2023年8月19日(土)~ 9月24日(日) |
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時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで) |
入館料 | 一般 500円 高校生・大学生 300円 |
住所 | 東京都立川市緑町3-4 |
会場 | たましん美術館 |
問い合わせ | TEL 042-526-7788 |
公式サイト | https://www.tamashinmuseum.org/ |